2022.12.09
- 塗装豆知識
下塗りとはどのような役割や重要性があるのかを解説します!
「下塗りとはどのような役割や重要性があるのか教えて欲しい。」
このようにお考えの方は多いのではないでしょうか。
目に見えない下塗りですが、いくつかの重要な役割があります。
この記事では、下塗りに関する基礎知識と重要性について詳しく解説します。
ぜひこの記事をお役立てください。
□下塗りに関する基礎知識とは
下塗りでは中塗りや上塗りとは異なる塗料を使用します。
下塗りには、外壁素材との付着力を高めて、高い耐性の塗膜にするという目的があります。
また、あくまで下地であるため、透明や白、クリーム色のような目立たない色がほとんどであり、完成色として選択した色とは異なることを頭に入れておきましょう。
サイディングの場合は、サイディング自体にまで浸透していく浸透型の下塗り材であるシーラーを使用します。
また、モルタルの場合は、フィラーを使用します。
その理由は、細かい亀裂の隙間を埋める効果や、中塗りや上塗りの塗料が必要以上に吸い込まれ過ぎないように膜を張る効果があるからです。
□下塗りの重要性とは
1つ目は、塗料が剥がれるリスクを減らせることです。
上塗りだけでは塗料が密着しないため、塗料がボロボロと剥がれてしまう恐れがあります。
そのため、下地との密着性を高める効果がある下塗りは重要であるということです。
それ以外にも、上塗り材が外壁に吸収されることを防止できる効果が下塗りにはあることを頭に入れておきましょう。
2つ目は、思い通りの色を出せることです。
上塗りだけでは下地の色が透けて見えてしまうという短所があります。
そのため、下塗りをすることによって透けることを防止でき、思い通りに上塗りの色を塗装できます。
3つ目は、費用を節約できることです。
先ほど記載しましたが、下塗りをしないと上塗り塗料が外壁に吸収されてしまいます。
吸収されてしまうと、その分の塗料が無駄になり、余計な費用がかかります。
そのような費用を節約するためにも、下塗りは重要とされています。
ただし、下塗り前はしっかりと洗浄を行ったり、乾燥までに時間がかかったりするなど、いくつか注意点があることを忘れないようにしましょう。
□まとめ
今回は、下塗りに関する基礎知識と重要性について詳しく解説しました。
下塗りには塗料が剥がれるリスクを減らせることや、思い通りの色を出せることのような長所があることを頭に入れておきましょう。
外壁塗装について何かお悩みの方はぜひ当社までご相談ください。
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