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2023.01.20

  • 塗装豆知識

スタッコ仕上げの基礎知識とメリットやデメリットとは?

「外壁に模様をつけて、オリジナリティを出したい」
ご自身にとって大事な存在になるであろう住まいですから、このように考える方は非常に多いのです。
そんな方にオススメしたいのがスタッコ仕上げです。
本記事ではスタッコ仕上げの概要やその特徴を解説します。

□スタッコ仕上げとは?

スタッコ仕上げとは、モルタル外壁の表面に模様をつける方法です。
具体的には、セメントや塗料などの骨材を混合させた材料で外壁を塗り上げて施工していきます。
では、このスタッコ仕上げはどのようにして施工されるのでしょうか。

これには「吹き付け塗装」「コテ塗り」の2種類がありますので、それぞれの施工方法を解説します。

まずは吹き付け塗装です。
吹き付け塗装とは、塗料を吹き付けるための機械であるコンプレッサーで塗料を吹き付けて外壁を完成させる方法です。
このようにすると、平坦な表面ではなく、凹凸のある表面になります。
スタッコ仕上げでは、この吹き付け塗装が広く普及しています。

次はコテ塗りです。
これは職人が手作業で丁寧に施工していく方法です。
コテだけではなく、木片なども使って施工していきます。

□スタッコ仕上げのメリットとデメリットを解説します!

では、スタッコ仕上げにはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
ここでは吹き付けでのスタッコ仕上げについてとりあげます。

メリットの1つ目は工期が短いことです。
吹き付けスタッコ仕上げはコンプレッサーを使って塗装していくため、工期が短くて済みます。
具体的には1週間ほどを想定しておくと良いでしょう。

2つ目は工事が安価なことです。
先ほどの機械を利用することが関係しているのですが、手作業で行うよりも時間を短縮でき、その分、費用を抑えられます。

一方でデメリットとしてはデザインに独創性が生まれにくいことです。
コテ塗りと比較して、吹き付け塗装のパターンの幅は狭いのです。
そのため、より外壁のデザインに独自性を持たせたいという方は、吹き付けスタッコ仕上げではなく、コテ塗りでのスタッコ仕上げを検討した方が良いでしょう。

また、一般的な塗料に比べてひび割れしやすく、耐久性が低めであることにも注意が必要です。

□まとめ

スタッコ仕上げはモルタル外壁などにデザイン性を生むための方法です。
吹き付け塗装とコテ塗りの2種類があることを知っていただけたでしょうか。
それぞれにメリットとデメリットがありますので、気になる方はコテ塗りの特徴についても調べてみると良いでしょう。

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