2023.01.28
- 塗装豆知識
ジョリパットとは外壁の仕上げに用いる材料の名前です!
デザイン性の高い外壁材「ジョリパット」をご存じでしょうか。
日本では多くの住宅に取り入れられていますが、聞き馴染みのない方や特徴を忘れてしまったという方もいらっしゃるでしょう。
今回の記事では、ジョリパットの特徴やメリット・デメリットをご紹介します。
この記事が、皆様の外壁材選びの参考になれば幸いです。
□ジョリパットの基礎知識をご紹介!
ジョリパットとは、「壁面仕上げ用の塗材」です。
外壁の仕上げ材だけでなく内装にも使えるため、様々な建物に使われています。
この記事では、外壁の仕上げ材としてのジョリパットに着目します。
外壁の仕上げ材は、湿式工法を採用する「塗り壁材」と、乾式工法を採用する「パネル材」に大別されます。
ジョリパットは湿式工法に分類され、他にはリシン仕上げやスタッコ仕上げ、吹付タイル仕上げや漆喰仕上げなどがこの工法です。
一方で、サイディングボードやガルバリウム鋼板といった既製品を外壁に張り付ける工法は「乾式工法」に分類されます。
□ジョリパットで外壁を仕上げるメリットとデメリットは?
*メリットは?
1つ目のメリットは、デザイン性の高さです。
これは、ジョリパットは職人がコテ作業で凹凸のデザインを作るためです。
乾式工法では平らな塗装面になってしまうので、これは湿式工法のジョリパットならではのメリットです。
2つ目のメリットは、耐久性の高さです。
ジョリパットの耐用年数は15~20年とされており、耐用年数が長いです。
人気のシリコン塗装の耐用年数が10~15年であることと比べても、その耐用年数の長さが分かると思います。
*デメリットは?
1つ目は、割れやすいことです。
ジョリパット自体は弾力性があり割れにくいのですが、下地のモルタルやセメントが割れやすいために破損しやすくなっています。
2つ目は、価格の高さです。
ジョリパットは職人の手で仕上げるため、高額になり易いです。
具体的には、一般的な塗装に比べると3~5割ほど高くなっています。
3つ目は、汚れやすいことです。
ジョリパットは凹凸のある模様が多く、凹凸には汚れが入り込みやすいです。
ジョリパットでも平坦な仕上がりの場合は汚れにくいですが、デザイン性の高さを活かそうとすると汚れやすくなるという性質があります。
□まとめ
職人の手で仕上げるジョリパットには、デザイン性と耐久性が高いというメリットがあります。
一方で「割れやすい」、「汚れやすい」、「高額」という3つのデメリットもあります。
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