2023.03.12
- 塗装豆知識
外壁のひび割れは地震保険で補修できます!
地震による損害と聞くと大地震による倒壊を連想する方が多いかもしれませんが、実は外壁のひび割れのような比較的小さなダメージに対しても補償されることをご存じでしたか。
しかし、保険の適用には満たすべき条件が存在します。
そこで本記事では地震保険が適用される条件と、地震保険に関する注意点を解説します。
□外壁のひび割れは地震保険で直せる?地震保険が適用される条件とは?
地震保険が適用される条件は以下の3つです。
・一部損以上の損害である
・地震発生から10日以内の損害である
・経年劣化が原因ではない
それぞれの条件を詳しく解説します。
まずは一部損以上の損害であることです。
地震保険の損害には全損・大半損・小半損・一部損の4つの区分がありますが、一部損以上の損害でないと地震保険は適用されません。
次は地震発生から10日以内の損害であることです。
亀裂やひび割れが発生してから10日以上経過してしまうと、地震が主な原因であるかどうか判別できません。
最後は経年劣化が原因ではないことです。
基本的に、損害保険の補償は予測できない、突発的な事故に限定されています。
そのため、経年劣化のような発生が予測できるような損害については補償の対象外になってしまうのです。
□地震保険に関する注意点を解説します!
ここでは地震保険に関する注意点を解説します。
*全額が補償されるとは限らない
地震保険に申請したからと言って、修理費用が全額保証されるとは限りません。
金額は時価総額と損害割合から算出されるため、修理費用よりも少ない金額の保険金が支給されることも十分にあり得ます。
*被害状況をしっかりカメラに収めておく
地震保険に申請する際には、被害状況を説明できるような写真を撮影しておくと良いでしょう。
そうすることで、保険の申請がスムーズに進む可能性が高まります。
逆に写真がないと申請に手間取ってしまう恐れがありますので、写真を撮っておいて損はありません。
たとえ地震発生時に生じた損害であっても、地震との因果関係が説明できないと保険金がもらえない可能性が高いです。
そのためにもできるだけ早い段階で写真を撮っておいてくださいね。
□まとめ
地震保険が適用される条件と注意点を解説しましたが、地震保険について知っていただけたでしょうか。
地震保険を活用するとひび割れを保険金で補修できます。
ただ、修理費用分の保険金が全額もらえないことも十分にありますので、注意して利用を検討してくださいね。
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