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2023.05.01

  • 塗装豆知識

シーリングのひび割れの原因とは?放置するときの危険性を紹介します!

ひび割れが起こるのは、目につきやすい外壁だけと思っている方が多いです。
 
しかし実際には、シーリングにもひび割れは起こります。
そこで今回は、シーリングがひび割れる原因とひび割れを放置すると発生することについて解説します。
 

□シーリングがひび割れる原因とは?

 
シーリングがひび割れる原因は主に2つあります。
 
1つ目に、経年劣化によるものです。
もし施工してから数年が経過した後にひび割れが発生した場合、それは経年劣化によるものである可能性が高く、ほとんどのひび割れの原因です。
 
2つ目に、施工不良によるものです。
シーリングの施工時に、シーリング材の不足であったり、材料の選定ミスがあったりする場合に起こります。
施工後、1年以内にひび割れが起こった場合、施工不良が原因と考えられます。
 

□シーリングのひび割れを放置しているとどうなるのか?

 
シーリングのひび割れを放置した場合、建物の耐用年数が減少する可能性があります。
ひび割れの放置により発生する問題として、3点挙げられます。
 
1つ目に、雨漏りの可能性です。
シーリングのひび割れを放置した場合、ひび割れた部分から雨水が浸入し、雨漏りが発生する可能性があります。
 
ひび割れが発生した場合でも、雨水が浸入しないように、建物内部に防水シートという水を防ぐものが施されていますが、経年劣化や施工不良などによって、雨漏りしてしまう場合もあります。
 
2つ目に、外壁材の劣化や破損の可能性です。
外壁の素材は水に弱いことが多く、そのため外壁には耐水性のある塗料が塗られており、外壁の耐水性を上げています。
 
また、シーリングは外壁材と外壁材の間に施されていることが多く、シーリングにひび割れが生じることで、外壁材の内部に水が浸入し、外壁材の劣化や破損に繋がります。
 
3つ目に、柱や断熱材が腐敗する可能性です。
シーリングがひび割れた箇所から雨水が浸入し、柱や断熱材まで届いた場合、その周辺に湿気がたまり、腐敗する可能性があります。
また、カビやシロアリの繁殖が発生するリスクも高まるので注意が必要です。
 

□まとめ

 
今回は、シーリングがひび割れる原因とひび割れを放置した結果を解説しました。
シーリングのひび割れは、経年劣化か施工不良の2つの原因にわけられ、ひび割れを放置した際には、建物に大きな被害をもたらす可能性があります。
万が一ひび割れを発見した際や、ひび割れの疑いがある際には、当社までお気軽にご相談ください。

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