2023.04.04
- 塗装豆知識
なぜ外壁は汚れるのか?汚れにくい外壁にしよう!
塗装直後は綺麗だったはずの外壁も、時間が経ち、ふと見てみると汚れが目立つようになっていた経験をしたことがある方はいらっしゃいませんか。
外壁の汚れには、さまざまな原因があります。
今回は、外壁が汚れる原因と汚れにくい外壁をつくるポイントをご紹介します。
□外壁が汚れる原因
1.雨だれ
雨だれとは、汚れが雨で流されず、外壁に黒く水が垂れたように跡が残っている状態のことを言います。
窓枠や排気口など壁にある突起物の下が、特に雨だれによる汚れが目立ちます。
洗えば落ちるため、定期的に確認し、高圧洗浄機や中性洗剤を用いて落とすようにしましょう。
2.コケ・カビ
風通しが悪く、日が当たりにくい場所でよく見られます。
また、外壁に使われている塗料や、材料が吸水性が高いものだった場合、水が長く壁にとどまるため、コケ・カビが発生しやすくなってしまいます。
吸水性が高いものよりも、防水性が高いものを選ぶようにしましょう。
3.錆
金属部の錆が雨水によって流され、雨だれのように錆が広がります。
さらに、酸性雨に含まれる金属イオン分子とコンクリートの成分が反応して錆が出てくることもあります。
塗り替える場合は、錆をこすって落とした後、上から塗装すれば問題ありません。
塗り替える予定がない場合は、外壁用の錆落とし剤を用いて落としましょう。
□汚れにくい外壁にするポイント
まず、外壁の色を工夫しましょう。
汚れの色は砂埃や排気ガス、花粉のように白か黒のものが多いです。
他にはカビによる緑や、サビによる赤があります。
そのため、真っ白や真っ黒な外壁であると、汚れがとても目立ちます。
外壁塗装の中で汚れが目立ちにくい色は「グレー」です。
グレーは中間色と言われる汚れと近い色であるため、汚れても見た目の変化が小さいです。
スタイリッシュで洗練された印象も、落ち着いた印象も与えられるため、デザイン面でもおすすめです。
また、塗料にも工夫が必要です。
水に馴染む性質である親水性がある塗料を選ぶことで、汚れても雨で流されやすく、外観を保ちやすいです。
根本的に汚れを付着させないため、長時間綺麗な状態を維持できます。
□まとめ
外壁汚れの原因は雨だれやコケ、カビ、錆など多種多様です。
ひどくない汚れであれば、自分で落とすこともできます。
外壁の汚れが目立たない色や、汚れにくい塗料を使用することでメンテナンス回数を減らせます。
工夫して、いつまでも美しいお家にしましょう。
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