アパートの外壁・屋根の塗装はいつすべきなのか？注意すべきことは？

アパートも一戸建てと同じように劣化していきます。

しかし、外壁塗装をどのようなタイミングで行うべきなのか分からず困っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、アパートの塗装工事を行うタイミングと注意点についてお伝えします。

□アパートの塗装工事を行うタイミングはいつ？

結論から言うと、「春または秋」のタイミングで塗装工事を行うのがベストです。
秋口から冬までには終えられると良いでしょう。

理由は主に2つあります。

1つ目は、住民に制限を強いなければならない可能性があるからです。
塗装工事は、機械を用いて塗料を散布したり、ローラーを用いて塗装したりします。
それに伴って、作業中は窓の開け閉めを制限する場合があります。

また、高圧洗浄時は、窓の開け閉めだけではなく、エアコンの使用も一時的に制限しなければならない可能性もあります。
そのため、住民に制限をしても比較的辛くない気候である、春または秋の時期に行うべきなのです。

2つ目は、新しい入居者を迎えるためです。
遅くとも12月までに工事を終わらせておくと、年明けから春先にかけての入居希望者の見学に間に合わせられます。
塗装工事したての外観は美しいため、新しく入居を決めてもらえる可能性も高まるでしょう。

□アパートの塗装工事における注意点

＊住民・近隣への告知をしておく

塗装工事の告知は、1ヶ月前、遅くとも1週間前までにはしておくようにしましょう。
告知する内容としては、「工事の期間」「作業時間」「緊急連絡先」「期間の延長の可能性」などです。
さらに、期間中の作業員・車両の出入りや、作業音や塗料の匂いに関する注意喚起、作業中は窓を閉めることといった内容も加えて告知しておく必要があります。

同時にカーテンを閉めてもらうようにお願いすることで、プライバシーの保護にもつながります。