カバー工法に関する基礎知識やおすすめする屋根材の種類をご紹介！

「カバー工法は聞いたことがあるけど具体的にどのようなことをするのかよくわからない。」
このようにお考えの方は多いのではないでしょうか。
この記事では、カバー工法に関する基礎知識とカバー工法で活用するおすすめ屋根材の種類について詳しく解説します。
ぜひこの記事を参考にしてくださいね。

□カバー工法に関する基礎知識とは

カバー工法とは、既存の屋根材を撤去することなく、その上から新しい屋根材を施工する工法のことを言います。
特徴は、安価で施工できることです。
その理由は、基本的に廃材を処分する費用や撤去する費用が必要ないからです。

また、新しくはき替えるときに屋根の耐久性が向上します。
それだけでなく、既存の屋根がアスベストを含む屋根材であってもアスベストが飛散する恐れがないこともうれしいですよね。

ここでの注意点は、カバー工法は出来ない場合もあることです。
既存の屋根材や屋根の下地が腐食してしまって劣化が激しい場合は、釘を打ち込むことができないためカバー工法は不可能です。
また、屋根が2重のため、雨漏りが生じてしまった時には、原因の特定が難しくなってしまうことを頭に入れておきましょう。

□カバー工法で活用するおすすめ屋根材の種類とは

1つ目のおすすめ屋根材は、軽量な金属屋根です。
特に耐震性を重視したいとお考えの方にぴったりです。
さびにくくてコストパフォーマンスが良いガルバリウム鋼製が主流となっております。

2つ目は、ジンカリウム石粒吹きつけ屋根材です。
こちらは、金属鋼板をベースに、表面に石粒が吹きつけられている屋根材です。
特に、金属屋根材の軽量さを持ちながら暖かみや高級感があることが大きな魅力となっております。

3つ目は、アスファルトシングルです。
こちらは、ガラス繊維基材にアスファルトを含有させたゴムで出来たような素材です。
割れや腐食に強いという特徴があり、北米でのシェア率が高いことが大きな魅力です。
それ以外でも、施工しやすい素材であるという理由から、カバー工法においてはリーズナブルに施工できることも長所として挙げられます。

種類によって様々な特徴を持っているため、あなたの住宅の環境に合わせて理想的な屋根材を選択しましょう。