2022.12.05
- 塗装豆知識
サイディング塗装の下塗りの役割や塗料の特徴を解説!
「サイディング塗装について、下塗りの役割を教えて欲しい。」
このようにお考えの方は多いのではないでしょうか。
この記事では、サイディング塗装の下塗りに関する基礎知識と特徴について詳しく解説します。
ぜひこの記事を参考にしてくださいね。
□サイディング塗装の下塗りとは
サイディング塗装の下塗りとは、基本工事となる工程であり、新たな塗料との接着を強くする目的があります。
塗装工事を行う上での塗装に関しての1番最初の工程であり、とても大切な工程です。
もし下塗りの工程が無い場合は、中塗りと上塗り塗料がサイディングに密着しなくなってしまうため、塗装を完了してもすぐに不具合が生じてしまいます。
具体的に言うと、経年劣化したサイディングの表面は塗膜が薄く、状態が良いとは言えません。
そのような状態で上塗り材をいきなり塗装してしまうと、塗料がサイディングに吸収されてしまい、新しい塗膜で保護することが出来なくなってしまいます。
したがって、下塗りをすることによって上塗りの効果を十分に発揮させる必要があります。
□サイディングの下塗り塗料の特徴とは
1つ目に紹介するのは、窯業系サイディングです。
こちらは、蓄熱性が高いことが特徴で、夏は特に熱を吸収して表面の温度がとても高温になります。
弾性塗料を使用すると塗膜の膨れが生じる恐れや劣化を早めてしまう恐れがあります。
ここでの注意点は、相性が良い下塗り材を選択しないと剥がれや膨れの症状が生じてしまう恐れがあることです。
そのような状況にならないように注意するべきであることを頭に入れておきましょう。
2つ目は、金属系サイディングです。
窯業系サイディングでは水性の下塗り剤を推奨していますが、金属サイディングでは溶剤系の下塗り剤を使用します。
生鉄は水に弱くてさびを発生させてしまうことを知っている方は多いのではないでしょうか。
1液さび止め塗料を下塗り材として使用することは問題ありませんが、それよりも耐久性が高い下塗り剤を使用することによって、上塗り塗料の耐久性も高まります。
こちらも下塗り塗料の選択を誤ってしまうと、さびの発生や塗膜の中に水がたまることによる膨れを生じさせてしまいます。
□まとめ
今回は、サイディング塗装の下塗りに関する基礎知識と特徴について詳しく解説しました。
この記事があなたのお悩みを解決できていると幸いです。
この記事を参考にして理想的な住まいを実現させましょう。
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