2022.11.25
- 塗装豆知識
スレート屋根とガルバリウム鋼板を様々な点から徹底比較!
「スレート屋根とガルバリウム鋼板のどちらが優れているのかを教えて欲しい。」
このようにお考えの方は多いのではないでしょうか。
この記事では、スレート屋根とガルバリウム鋼板の特徴について詳しく解説します。
ぜひこの記事を参考にしてくださいね。
□ガルバリウム鋼板の特徴とは
アメリカで開発された金属系サイディングボードの1つです。
現在では、日本の住宅の外壁材や屋根材に多く採用されています。
鋼板を基材にアルミや亜鉛から構成されています。
ガルバリウム鋼板には、大きく分けて3つの種類があります。
1つ目は、横葺きです。
こちらはデザイン性が優れており、最も人気のタイプになります。
屋根の勾配が緩い場合は適さないケースがあることに注意しましょう。
2つ目は、縦葺きです。
見た目がシンプルなことが特徴であり、雨水が流れやすいというメリットがあります。
したがって、勾配が緩い屋根に適しています。
3つ目は、瓦調葺きです。
瓦の形をしているため、和風の住宅になじみやすいタイプです。
日本瓦よりも軽量で強度があるため、住宅の外観にこだわりつつ耐震性を高めたい方におすすめです。
メリットとしては、メンテナンス性に優れていることや耐震性が高いこと、耐久性が高いことなどが挙げられます。
また、金属の中ではさびにくいですが、表面が傷ついてしまうとさびが発生してしまう恐れがあることを頭に入れておきましょう。
□スレート屋根の特徴とは
セメントの成分に繊維質の材料を混ぜて成形した屋根材です。
色やデザインの種類が豊富なため、一般的に広く普及している屋根材です。
メリットとしては、屋根材の中では安価であることや断熱性や防音性に優れていること、燃えにくい素材であるため耐火性が高いこと、軽量であるため耐震性が高いことなどが挙げられます。
それに対して、デメリットは、耐久性が高くないことや凍害に弱いこと、カビやコケが生えやすいことなどが挙げられます。
価格や防音性、断熱性に関してはスレート屋根の方が高いと言えますが、耐久性や耐用年数の長さに関してはガルバリウム鋼板の方が優れているといえます。
屋根材に何を求めているのかをあなたの理想の住宅像から判断しましょう。
□まとめ
今回は、スレート屋根とガルバリウム鋼板の特徴について詳しく解説しました。
本稿を参考にしてお悩みを解決していただければ幸いです。
外壁塗装や屋根塗装について何かお悩みの方はぜひ当社までご相談ください。
やねかべパークでは、無料にて『やねかべ精密診断』を行っています。
一級建築士監修の150項目以上にわたる調査項目について、当社の有資格スタッフが、家全体をしっかり診断します。
10年後、その先の我が家を見据えた本当に必要なメンテナンスがわかります。
無料の
『やねかべ精密診断』を申し込む!