2022.10.24
- 塗装豆知識
トタン屋根のメリット・デメリットや修理方法をご紹介!
「トタン屋根の特徴について詳しく知りたい。」
このようにお考えの方は多いのではないでしょうか。
この記事では、トタン屋根のメリットとデメリット、トタン屋根の修理方法について詳しく解説します。
ぜひこの記事を参考にしてください。
□トタン屋根のメリットとデメリットとは
メリットの1つ目は、価格が安いことです。
安価で簡単に入手できることから、多くの家で利用されています。
2つ目は、軽量であることです。
軽いことによって、建物にかかる負担を小さくできます。
瓦の屋根の家にするよりも柱に余裕ができるため、耐震性が向上し、建物の寿命が長くなります。
3つ目は、工事費用を安く抑えられることです。
なぜ工事費用を抑えられるのかというと、安全に作業できるために施工時間が短くなるからです。
トタンは雨水をためにくい形をしているため、屋根の勾配を緩やかにできます。
そして、屋根の勾配が緩やかになることは安全に作業を進めることにつながります。
一方でデメリットもいくつかあります。
デメリットの1つ目は、さびやすいことです。
メンテンナンスを怠ってしまうと、すぐにさびてしまいます。
2つ目は、雨音がうるさいことです。
小雨であれば問題はありませんが、激しい雨が降っている場合は、大きな音が家中に響いてしまいます。
眠っている最中に雨の音で目覚めてしまうことがあるかもしれません。
□トタン屋根の修理方法とは
さびや穴あきに対する修理方法は、さびた部分をとり除くことです。
さびを綺麗にとり除いた後は、さび止め材を塗り、さらに専用塗料で上塗りしましょう。
そして、さびが進んで穴が空いている場合は、新しいトタン材に交換します。
1枚ずつはめていく瓦棒タイプのトタン屋根の場合は交換や葺き替えは容易にできますが、波板タイプは一部を切り抜くか広い範囲で葺き替えが必要なため、費用が高額になりやすいです。
色あせや塗膜の剥がれが生じている場合は、再び塗装しましょう。
トタンの表面の塗料は紫外線によって傷んで色あせます。
そして、色あせが進むことによって塗膜が剥がれてきます。
そして塗膜が剥がれることによって雨水を吸収しやすくなり、さびやすくなるのです。
そうした劣化を防止するためにも、素早いタイミングで再塗装しましょう。
□まとめ
今回は、トタン屋根のメリットとデメリット、トタン屋根の修理方法について詳しく解説しました。
トタンは軽量で住宅の寿命を縮めないことや価格が安いというメリットがありますが、さびやすいという点に注意しておきましょう。
屋根塗装や外壁塗装について何かお悩みの方はぜひ当社までご相談ください。
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