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2022.12.03

  • 塗装豆知識

ルーフィング葺とスレート葺の違いについて解説!

「ルーフィング葺とスレート葺の違いがよくわからない。」
このようにお悩みの方は多いのではないでしょうか。
そのような方に向けて、この記事ではそれぞれの特徴について詳しく解説します。
ぜひこの記事を参考にしてくださいね。

□スレートについて解説します!

スレートとは、石やセメントを薄い屋根状に加工した屋根材で、コロニアルとも言われています。
天然スレートと化粧スレートの2種類があり、日本ではより軽量な化粧スレートが主流です。
重量が軽いと落ちたときに被害が小さいため、地震が頻繁に発生する日本では化粧スレートが採用されやすいです。

スレートには、低コストで加工できるというメリットがあります。

一方、割れやすいことや防音性能が低いこと、色あせしやすいことがデメリットとして挙げられます。
メンテナンスの周期としては、他の種類と比較すると短い傾向にあります。

□ルーフィングの特徴とは

ルーフィングとは、屋根本体の下に敷くものです。
言い換えると、屋根に設置する防水シートです。
アスファルト製のものが多いためアスファルトルーフィングと呼ばれるケースや、下葺き材と呼ばれるケースもあります。

目に見えないため、あまり重視されないことが多いですが、とても重要な役割を果たす材料です。
その特徴としては、浸水を防ぐ効果があります。
そもそも、屋根の構造は下から垂木、野地板、ルーフィング、屋根材の順番で重ねられます。

そして、雨が降ると雨水は屋根材の上を流れて雨樋に集まり、排水されるのですが、屋根材が劣化しているケースや激しい雨が降るようなケースでは屋根材の下に雨水が浸入してしまいます。
そこで、浸水を深刻化しないためにも防水の役割がルーフィングにあります。
浸水した雨水がルーフィングを伝って雨樋に集まり、排出されるということです。

したがって、天井で雨漏りが発生している場合は、ルーフィングが破れていることや剥がれていることを考えましょう。

以上のように、両者には異なる役割があります。
雨漏りや屋根に関するトラブルを回避するためには、それぞれの屋根材について詳しく理解することがとても大切です。

□まとめ

今回は、ルーフィング葺とスレート葺の特徴について詳しく解説しました。
この記事があなたのお悩みを解決できていると幸いです。
それぞれの特徴を理解して素敵な住まいを実現させましょう。
屋根塗装や外壁塗装について何かお困りの方はぜひ当社までご相談ください。

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