外壁の穴をふさぐ方法とは？放置したらどうなるのか？

施工不良や劣化により、外壁の穴ができてしまうことがあります。

しかし、穴が開いてしまってもふさぐために何をすべきかわからない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、外壁の穴をふさぐ方法や、放置した場合にどうなるかをご紹介します。

□外壁の穴を放置していたらどうなるのか？

＊劣化が進行する

放置され続けた外壁の穴に雨水が入り込んでしまい、外壁材を腐食してしまう可能性があります。
劣化が進行すると、大規模で高額な費用が掛かる工事が必要となります。
余計な費用をかけないためにも、小さな穴のうちから補修しましょう。

＊建物自体の寿命が短くなる

先ほどもお伝えした通り穴から劣化が進行し、内部まで腐食されると外壁材の交換では済みません。
劣化が進んだ家は通常に機能しないため、穏やかに暮らすためにも早めの補修を検討しましょう。

□外壁の穴をふさぐ方法をご紹介！

1.サイディング外壁の場合
小さな穴であれば、パテやコーキング材を使ってDIYでの応急処置が可能です。
このような道具は、ホームセンターで買い揃えられます。
ただし、パテの使用はある程度の技術を必要とするため、コーキング材をおすすめします。
なお、コーキング材は防水性・耐熱性・耐湿性のものを選ぶようにすると良いでしょう。

一方で、大きい穴の場合は、DIYでの応急処置では対応できません。
そのため、業者に依頼してサイディングの欠けた断面をカット、パテで整形、そして塗装するなどの作業を行ってもらいましょう。

2.モルタル外壁の場合
小さな穴の場合は、サイディング外壁と同じようにDIYでの補修が可能です。
まずは、以下のものの用意が必要です。

・外壁用モルタル材
・マスキングテープ
・細い筆
・外壁と同じ色の塗料

細い筆で穴の周りを掃除し、マスキングテープで穴の周りを囲い貼ります。
その後、穴にモルタル材を注入して乾燥させます。
モルタル材が乾いたら、マスキングテープを剥がして塗料を塗ると完成します。

一方で、大きい穴の場合は、DIYでの補修は難しく、下地によっては1週間ほど作業がかかってしまうかもしれません。
また、穴の大きさによっては外壁全体のリフォームが必要である場合もあるため、なるべく専門業者に依頼するようにしましょう。