2023.02.19
- 塗装豆知識
外壁の色選びは失敗する可能性が高いです!理由について解説します!
外壁の見た目は住まいの印象に直結しますから、色選びでは絶対に失敗したくないですよね。
しかし、実際には後悔している方が多いです。
そこで本記事では色選びで失敗してしまう理由と実際の失敗事例をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
□外壁の色選びで失敗してしまう理由とは?
外壁の色選びで失敗してしまう理由は主に「仕上がりが確認できない」「経年劣化を予測しにくい」の2つです。
それぞれ詳しく解説します。
*仕上がりが確認できない
簡単に試着できる洋服とは異なり、外壁は完成するまでその仕上がりを確認できません。
外壁の雰囲気や形など、実際の仕上がりをチェックできないのが外壁の色選びで後悔する方が多い理由です。
*経年劣化を予測しにくい
塗装は基本的には10年以上キープしてくれることが前提になっているので、日当たりや汚れなどの経年変化も見た目に影響してきます。
どの色を選んでも完成直後は綺麗に仕上がっていますが、色によっては日焼けしやすく、雨だれが目立つこともあります。
□実際にあった失敗をご紹介します!
では、実際に色選びをした方はどのような後悔をしていることが多いのでしょうか。
ここでは実際にあった失敗をいくつかご紹介します。
まずはイメージと違う色で失敗した事例です。
「サンプルで確認した色と仕上がりの色が違うように感じる」
このように感じる方が多いのは、面積効果が大きく関係しています。
面積効果とは、色が面積によって色が違うように見えてしまう効果のことです。
カタログのような小さい面積の色見本だけで決めるとこのような失敗をしてしまう恐れがあります。
次は艶が出すぎて失敗してしまった事例です。
塗り替えた直後は艶が強く出ます。
艶について何も考えずに色を決めてしまうと、想像以上に輝いてしまってそれが気になる方が多いです。
もし艶が出るのが嫌だという場合は、色選びをする際にできるだけ艶を抑えたいと担当の方に伝えるようにしましょう。
最後はまとまりがない配色で失敗したという事例です。
工事が完了していざ仕上がりを確認してみると、色合いにまとまりがなく、後悔したという方が多いです。
外壁だけでなく、屋根や雨樋、窓サッシなどの色が変わらない場所の色を踏まえた上で色選びをしてくださいね。
□まとめ
外壁の色選びで失敗する方が多い理由と実際の失敗事例をご紹介しました。
外壁は完成するまで仕上がりが確認できない、経年劣化を予測しにくいという側面から後悔する方が多いです。
本記事でご紹介した失敗事例を参考に、後悔のない外壁塗装にしてくださいね。
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