2023.03.19
- 塗装豆知識
外壁をブラックに!メリットとデメリットとは?
近年、デザイン性にこだわる人が増え、ブラックが人気の色になりつつあります。
ブラックはインパクトが強い分、デザインセンスが問われます。
今回は、外壁をブラックにするメリット・デメリットについてご紹介します。
理想の住宅を実現するために、ぜひ参考にしてください。
□外壁をブラックにするメリット
外壁をブラックにする最大のメリットは、おしゃれでハイセンスな見た目に仕上げられることです。
野暮ったく見えてしまうデザインの住宅でも、外壁をブラックにすることで引き締め効果が期待できます。
日本では外壁をブラックにしている住宅は多くありません。
他の人と被らない個性をプラスできることも魅力の1つです。
また、ブラックは色の中で最も暗い色なので、他の色と一緒に使うことで、主役の色を引き立たせて鮮やかに見せる効果があります。
例えば、白やベージュと合わせればコントラストを演出できます。
グレーがかったブラックをベースにすれば、クールさの中に暖かみを加えられます。
ブラックはシンプルがゆえに、色の配置や配色などのデザインセンスが問われます。
□外壁をブラックにするデメリット
*近隣の方が不満を感じる
メリットでも挙げたように、ブラックな外壁は珍しいです。
そのため、周りの家に対して圧迫感を与えてしまったり、視界が暗くしてしまったりというように悪目立ちしてしまうことがあります。
これによって、ご近所トラブルに発展してしまう場合もあります。
特に狭小地で隣家が近い場合はトラブルになりやすいため、配慮することを忘れないようにしましょう。
*熱を吸収しやすい
ブラックはほとんどの光を吸収して熱エネルギーに変えてしまうため、外壁に日光が当たると温度が当たりやすいです。
住宅の構造によっては、室内の温度の上昇にもつながります。
特に夏場は、外壁に触れるだけで火傷するような熱を帯びることもあります。
ガルバリウム鋼板といった金属サイディングを使用している場合、熱伝導率が高いため夏場は外壁材自体がすぐに熱くなります。
小さなお子さんやペットがいるご家庭は注意が必要です。
□まとめ
外壁をブラックにする人は昔よりも増えてきており、特におしゃれな方に人気の色です。
また色の組み合わせ次第では高級感や個性も出せて、ハイセンスな見た目を目指せます。
しかし熱を吸収しやすかったり、隣人トラブルの原因になったりというデメリットも存在します。
設計の段階でこれらを考慮しておきましょう。
やねかべパークでは、無料にて『やねかべ精密診断』を行っています。
一級建築士監修の150項目以上にわたる調査項目について、当社の有資格スタッフが、家全体をしっかり診断します。
10年後、その先の我が家を見据えた本当に必要なメンテナンスがわかります。
無料の
『やねかべ精密診断』を申し込む!