2023.06.12
- 塗装豆知識
外壁塗装における助成金・補助金の種類と注意すべきこと
外壁塗装について調べてみると、意外と費用がかかるなと感じる方も多いのではないでしょうか。
自治体からの支援があるのなら活用していきたいですよね。
今回は、外装塗装における助成金・補助金の種類と注意すべきことについて解説します。
□外壁塗装における助成金・補助金の種類
助成金・補助金の対象となる外壁塗装の目的を3種類紹介します。
・遮熱、断熱性のある塗料でヒートアイランド対策
ヒートアイランド対策を目的とした塗装は支援の対象です。
遮熱性のある塗料や断熱性のある塗料などの省エネ塗料を使うことで、部屋の温度上昇、温度低下を防げます。
夏や冬の外気が建物内部に影響を及ぼしにくくすることで、エアコンの使用量を抑制し、ヒートアイランド現象を軽減することが目的です。
遮熱性のある塗料や断熱性のある塗料は一般的な塗料と比較すると価格が高いです。
遮熱性のある塗料の効果を最大限引き出したいときには、白色系の塗料を選びましょう。
・エコリフォーム
エコリフォームとは、省エネ基準を満たした建材を使って断熱改修を施す、省エネ対策のためのリフォームです。
これはヒートアイランド対策とも被る部分が多い補助金となっています。
しかし、これは省エネ全体が対象なので、省エネ給湯器なども支援対象です。
・一般リフォーム
この塗装は、省エネや環境などとは関係ない、一般的な改修工事が対象です。
空き家のリフォームを促すことで移住者の増加を狙ったり、リフォームの機会を増やすことで産業振興を狙ったりという目的で支援します。
この支援は条件が比較的ゆるく、助成金・補助金がもらいやすいことが特徴です。
□助成金・補助金を受け取るときの注意点
*期間内に申請する
助成金には申請期間が定められていることが多いです。
その期間内に書類を揃え、手続きする必要があるので忘れずにしましょう。
申請手順は意外と多いので注意が必要です。
各自治体によって手続きの流れは異なりますが、一般的な例を取り上げてみましょう。
1.助成金の申請書を取得する
2.施工業者から見積書を受領
3.窓口へ必要書類を提出
4.自治体による審査
5.塗装工事の施工
6.実績報告書と請求書を提出
7.自治体から振込
この流れで必要になる書類は通常、以下の5種類です。
・本人確認書類
・登記事項証明書
・市税納税証明書
・工事の見積書
・自治体の外壁塗装申請書
*自治体指定の業者に依頼する
支給条件には、工事業者を指定している場合があります。
市内に所在のある業者であることが一般的です。
*税金を滞納しない
滞納していると助成金を申請できません。
市民税や国民健康保険税、介護保険料など自治体へ納める税金すべてを滞納してはいけません。
滞納審査は、家主だけでなく世帯全員の納税状況が対象です。
□まとめ
今回は外壁塗装における助成金・補助金の種類と、注意点について紹介しました。
主に省エネを対象とした、ヒートアイランド対策、エコリフォームが目的の支援と一般リフォームを対象にした支援の3種類がありました。
自治体によって条件は違う場合があるので、詳しくは各自治体のHPなどを確認しましょう。
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