2023.04.23
- 塗装豆知識
家の壁の塗り替えをご検討中の方!流れと失敗しないためのポイントをご紹介します!
家の壁の塗り替えはいずれはやらなければいけないもの。
「もう少し先の話だけど、直前でバタバタするのはいやだな」
そんな方に、外壁塗装がどのような流れで行われるのかと失敗しないためのポイントについて紹介します。
□家の壁を塗り替えるときの流れをご紹介!
施工の手順や内容はどの業者でも同じというわけではありませんが、参考例として外壁塗装の流れを紹介します。
工事1週間前にはご自身で近所への挨拶を行いましょう。
外壁塗装工事は騒音やニオイなどで近所の方に不快な思いをさせてしまうこともあります。
業者が挨拶に行ってくれることもありますが、必ずご自身でも挨拶回りをしておくことでご近所とのトラブルの可能性を減らせます。
作業初日は仮設足場工事と飛散防止シートの設置があります。
注意点は、まわりから中の様子が見えにくいということで泥棒が入りやすくなることです。
泥棒と見せかけて、業者がものを盗んでいたというケースも発生しています。
頻繁に起こることではないですが、念のためシートが設置されている間は、貴重品を置いて家を空けることがないようにしましょう。
2日目は高圧洗浄です。
高圧洗浄の際は、強い水圧で汚れを落とすため、室内に水が入り込まないよう施錠をしっかり行っておくことが大切です。
3、4日目は乾燥です。
天気によってはもっと時間がかかることもあります。
この乾燥が不十分だと施工不良にもつながってきますので、業者が乾燥の期間を十分に取らずに次の作業を始めようとした場合には確認するようにしましょう。
5日目は下地処理と養生(ようじょう)です。
下地処理は外壁塗装の中で最も重要な工程の1つです。
壁の凹凸をなくし、塗料を壁につきやすくするという目的があります。
養生は、塗料がドアや窓などにつかないようにシートやテープで覆うことです。
6日目は下塗りです。
ここからが塗装の工程です。
下塗りは上塗りとの接着剤のようなもので、後からの塗料を塗りやすくするために必要です。
7日目は中塗りです。
上塗り1回目と表現されることがあるように、中塗りと上塗りを同じ塗料で行うことが多いです。
8日目は上塗りです。
1番メインの塗料を塗る工程となります。
9日目は養生取りです。
テープやシートを剥がす作業です。
10日目は確認作業です。
業者が最初に確認した後に、顧客とともに最終チェックを行います。
後からトラブルになることをさけるため、この段階でくまなく確認しておきましょう。
11日目は足場解体です。
足場を解体することで、家の外観がはっきりするため、この時にも気になるところがないか確認しておくと良いでしょう。
12日目は清掃です。
使った塗料の缶や道具などを片付けます。
13日目は引き渡しと工事完了の挨拶です。
工事前の挨拶と同様に、工事完了の挨拶もご自身で行いましょう。
□外壁の塗り替えで失敗しないためには?
外壁塗装で失敗しないためのポイントは3つです。
*塗り替え時期
外壁の塗り替え時期は10年が目安とされています。
塗料の種類や環境などによって異なりますが、10年を目途に外壁の状態を確認しておくと良いでしょう。
*外壁の色選び
自分の好みだけで選択せず、周辺の環境や素材との相性などいろいろな要素を踏まえたうえで検討するようにしましょう。
*専門の塗装会社を利用する
DIYで塗り替えを行うという方もいらっしゃいますが、技術や知識をお持ちでない方は専門の塗装業者に依頼しましょう。
仕上がりが悪くなるだけではなく、予想外の費用が掛かることもあります。
□まとめ
家の壁を塗り替えるときの流れと失敗しないポイントを紹介しました。
外壁塗装は一度塗ると簡単に塗り替えられるものではありません。
この記事で紹介したポイントを参考に、外壁塗装についてもう一度考えてみてはいかがでしょうか。
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