2023.02.21
- 塗装豆知識
漆喰の外壁は10年経っても劣化しない?必要なメンテナンスを紹介!
和モダンな住宅の人気上昇によって最近注目を集めているのが、漆喰の外壁です。
漆喰は100年以上の耐用年数がある、といわれています。
しかし、だからこそ定期的なメンテナンスできれいな状態を維持することが重要です。
そこで今回は、漆喰のメリットと、メンテナンスの方法を紹介します。
□10年後もメンテナンスいらず?漆喰のメリットを紹介!
漆喰の外壁のメリットを5つ紹介します。
1つ目は、デザイン性が高いことです。
漆喰は、塗り方のパターンを変えたり、着色したりできます。
そのためデザインの幅が広く、和風な家にはもちろん、洋風な家にも合わせられます。
2つ目は、有害物質を吸着することです。
漆喰の外壁は、表面が多孔質な構造になります。
そのため、空気中の有害物質を取り除いてくれます。
さらに、漆喰は強アルカリ性なので高い殺菌作用を持ち、吸着したウイルス数を死滅させます。
防カビ効果もあります。
3つ目は、調湿作用があることです。
漆喰は湿気を吸い込んだり、吐き出したりします。
その効果で、周囲の湿度を一定に保てます。
4つ目は、防火性が高いことです。
漆喰は基本的に燃えません。
その高い防火性で、火災から家を守ってくれます。
5つ目は、土にかえることです。
漆喰の大部分は自然素材なので、土にかえります。
撤去時の廃材も少なく済み、環境にも優しい建材です。
□漆喰の外壁も汚れます!メンテナンス方法は?
漆喰の外壁についた汚れはどのように落とせばいいのでしょうか。
まず、小さな汚れは消しゴムで落とせます。
水洗いする必要はなく、消しゴムで優しくこするだけで小さな汚れは落とせます。
そして、消しゴムで落とせない大きな汚れには紙やすりを使って削りましょう。
漆喰はとても硬いので、少し削っただけでは耐久性に影響は出ません。
しかし、紙やすりを使うのに抵抗を感じる方もいらっしゃるでしょう。
そのような方には、漂白剤を使うことをおすすめします。
霧吹きを使って汚れに漂白剤を吹きかけ、数時間置いてから拭き取ります。
そうすることで、削らずに汚れを落とせます。
□まとめ
漆喰は日本に昔からある、防カビ性や調湿機能を持つ優れた素材です。
外壁材としてだけではなく、内壁で使うのもおすすめです。
漆喰の外壁に汚れを見つけたら、水洗いではなく、消しゴムか紙やすりで汚れを落としましょう。
漆喰は、私たちの健康にも環境にも優しい、日本が誇る建材です。
デザイン性が高く、どんなテイストの家にも合うので、外壁を迷っているという方は、漆喰を検討されてみてはいかがでしょうか。
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