2023.06.09
- 塗装豆知識
コロニアル外壁のメリットとは?劣化症状も併せてご紹介します!
「コロニアル」という言葉をご存知でしょうか。
コロニアルは、現在の日本で多く活用されている素材の1つで、アスベストが含まれていないという特徴があります。
今回は、コロニアル外壁にするメリットと劣化症状についてご紹介します。
□コロニアル外壁にするメリットとは?
*耐震性がアップする
日本は、世界的に見ても地震の発生数が多い国です。
そのため、建物の耐震性は重視すべきポイントです。
地震が発生したときには、建物が揺れるのはもちろんですが、倒壊するリスクに気を付けなくてはなりません。
そうしたリスクをもたらす要因の1つに「建物の重量」が挙げられます。
コロニアルは、軽量な素材のため建物にかかる負担である重量を軽減できます。
これによって建物の振動を抑えることにつながり、耐震性もアップするのです。
*価格が安い
他の素材と比べて価格が安く、費用が抑えられることもメリットです。
これは、素材自体が安価だからというわけではありません。
コロニアルは、シェア率が非常に高いため、対応できる業者が多いです。
そのため、必然的に施工価格が下がります。
知識や施工事例をあらかじめ確認しやすく、施工トラブルが発生するケースも少ない点も魅力です。
□コロニアルの劣化症状をご紹介!
1.変色
コロニアルは、紫外線の影響を受けて塗膜が劣化することによって変色します。
ただ色褪せたように変色しているのであれば、塗膜の防水性が失われているとは考えにくいです。
しかし、表面でチョーキング現象が起きている場合は、合成樹脂が劣化している証拠なので、適切な補修が必要です。
2.コケ
コロニアルの塗膜が劣化して防水性が失われ始めると、外壁に水分や汚れが残りやすくなるため、コケが繁殖します。
さらにコケは、水はけを悪くし水分を含んだまま繁殖するため、放置すると劣化をより早めることになります。
それ以上の劣化を防ぐためにもなるべく早めに補修をしましょう。
3.剥がれ
劣化が進むと塗膜が剥がれて、コロニアル自体が剝き出しになります。
ここまで劣化が進んでしまった場合は、直ちに補修を行う必要があります。
古い塗膜が残っていると、上から塗装を行っても剝がれやすくなってしまう恐れがあるため、高圧洗浄やケレンで徹底的に除去することが大切です。
□まとめ
今回は、コロニアル外壁にするメリットと劣化症状についてご紹介しました。
コロニアルはシェア率が高いだけではなく、耐震性にも優れています。
今回ご紹介した劣化症状を頭に入れ、適切なタイミングで補修を行い、コロニアルの性能を最大限に発揮させましょう。
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